三国志13PK 200時間ほどプレイしての評価

一騎打ち開始三国志13

結論から言うと、不満は多々ありつつも楽しめるゲームでした。君主以外がオマケではない、ちゃんと全武将プレイできる三国志という感じです。まあ在野はイマイチですが……。

あ、無印のことは知りません。光栄三国志はPK無しでプレイする気になれないからね、しょうがないね。

面白かったところ

威名

いくつもの「威名」があり、それぞれに専用のコマンドがあり、それぞれの基本となる威名から枝分かれして、条件を満たすと上位の威名を名乗れる。これのおかげでロールプレイがはかどるし、エンディング後のエピローグも変化するので繰り返しプレイする甲斐がある。

PKからの追加要素らしいが、このゲームの一番の特徴だと思う。

官吏

内政や外交で活躍する威名。優秀な武将を出世させて部隊を率いる立場にしたり、外交で自国を守ったり、大国を孤立させて連合で対抗したり、戦場の外で活躍できる。

国庫から着服して私腹を肥やすこともできるが、使い道が無いので結局は国のために使うことになる。威名は切り替えができるので、「着服したお金で他国の武将にアイテムをばらまいて、外交交渉の場で君主に口利きしてもらう」みたいなプレイも楽しい。

軍師

ちょっと地味かな……。敵の要衝を舌戦によって城塞を残したまま自制力のものにしたり、敵将の忠誠度を下げたり、籠絡がしやすくなったり、戦術というものが使いやすくなったり、味方武将の忠誠を上げたり、在野武将に会いに行くのではなく呼び寄せたりできる。

終盤のシナリオだと忠誠が100だらけでガチガチに固められてコマンドが腐りがちだし、在野武将も少ないので微妙。群雄割拠している頃なら気持ちよく暗躍できるかもしれない。

武官

もちろんこれも枝分かれするが、花形は「万夫不当」。采配戦闘中に挑戦というコマンドを使うと、範囲内の敵将に一騎打ちを申し込める。

相手が文官タイプでなければ、武力に差があっても大概は受けてくれる。袁紹みたいな君主でさえも応じるので、武官タイプなら絶対に受けるのかもしれない。討死ありの設定なら、わりとバンバンゲームから退場していく。

将軍

どの威名でも私兵を抱えることができる。お金はかかるが最大50000人まで増やせるし、都市の兵役人口と違って能動的に補充できるので、頼りない弱小勢力を鍛えぬいた私兵で守るプレイが可能。

軍勢は移動中に士気が下がっていくが、「飛将軍」なら士気の低下量が下がり、移動速度は上がるので、部隊の戦力が上がる高揚状態を維持したまま西へ東へ飛び回れる。

商人

在野プレイ専用。全く違うゲームになる。戦争は一切しない。名品を法外な値段で売ったり、兵糧を安い地域で買い付けて高騰している地域で売ったり、伸びそうな勢力に投資したりできる。目標金額を稼いだらクリア。

勢力に影響力を持ち、方針に口出しすることもできるが、あんまり意味がないような……。うーん、クリア条件を満たす前に統一しそうな勢力がある時に邪魔するぐらいはできるのかな?

目標達成後もゲームを続行(どこかが統一するまでクリアできなくなるが)できるので、「歴史を裏から操るプレイ」を想定しているのかもしれない。

同志がいれば代わりに商売させられるが、勢力から引き抜くコマンドが商人にはないので、絆を結びたい在野武将が途中で登用されて泣きを見る。商人になる前に勢力武将を勧誘できる「遊侠」で同志を増やした方がいいかも。

侠客

在野プレイ専用。侠・賊・刺客の三つに分かれるが、どのルートもやることなさすぎ・単調すぎ。

絆・同志

親近感の高い武将と絆を結ぶと同志に設定できる。同志はプレイヤーが異動してもついてきてくれるし、他勢力に引き抜かれない。同志枠にいる武将たちは、プレイヤーも含めて能力にボーナスが付き、戦闘中も戦法が強力になったりする。

同志はみんな本拠に滞在していて、入るたびに親しげに声をかけてくれるのもうれしい。

君主のAIが結構ちゃんとしている・特権が便利

過去作と違って、配下プレイでも割と納得できる采配をしてくれる。少なくとも、「どうやって勝つつもりなんだよ!?」というような攻撃に付き合わされることはなかった。

また、昇格の度に一回限りの「特権」をもらえる。これを使うと、出兵や外交を一般の武将でも提案でき、必ず採用される。おかげで大勢力に接する有象無象の配下プレイでも外交で乗り切れるし、その間によそへ出兵して勢力を伸張できる。

一品官に上り詰めても毎年元日に特権をもらえるので安心。

外交

同盟・停戦などは時間をかければ絶対に成功する(降伏勧告以外はすべて?)。高知力なら相手国の高官を舌戦で説得したり、知力が低いなら個人的な親交を得て口添えしてもらったりすれば、君主がよってたかって賛成意見を浴びせられて舌戦もなしに締結される。おかげで弱小勢力でのプレイが楽しい。

不満

細々としたものは多すぎるので、特に気になったところだけ

傷兵が多すぎ

今作では兵士の輸送ができない。徴兵もない。兵役人口というものがあって、動員できる兵力がゆっくり溜まっていき、それぞれの都市から出兵して目的地に向かう。それに合わせたのかもしれないが、戦場でやられても兵士の大半は死亡せず傷兵として残り、部隊を解散して都市に戻ったり、療養所の上で待機することで回復してしまう。

そのため大勢力に攻め込まれた時に、「反撃して敵の都市を落とし防衛するだけの兵力」を用意できないと、キリなく攻め込まれ続けて「何年も防衛しつづけて数十万の兵士を討ったのに、大勢力の兵役人口が増えるスピードに追い付けない」なんてことにもなる。というか、なった。外交でなんとかできたが……。

自分で攻めるときにも療養所の存在が問題になる。兵糧は自制力の都市で補充できるし、損耗しても療養所を要衝に立てて待機すれば傷兵が復帰するので、「いちいち部隊を解散して、遠くから再出陣した部隊が前線に合流するまで待つ」より、「現地で回復して敵の傷兵が回復しきる前に攻め込み続ける」方が効率がいいので、プレイ中に戦争しかしない時間がよく生まれてしまう。

難易度設定の一つとして傷兵の回復速度を変更できるので、「普通」か「遅い」にした方がいいかも。

なぜか低画質以外の設定でプレイできない

うちの環境だとPCのスペックにはずいぶん余裕があるのに、どういうわけか画質を低画質以外にすると采配戦闘開始時に確定でクラッシュする。なにこれ。

一騎打ちと舌戦が面白くない

11の仕様にもどして

説明不足

実際にやってみないと「え、そんな縛りがあるの?」とか、「確定じゃないの?」と驚くコマンドがある。ヘルプをもうちょっと充実させられなかったのだろうか?

敵が城から出撃し続けて兵糧切れに追い込まれる

戦闘中もリアルタイムで進行しているため、敵城の目の前で野戦になると、敗走した敵将が城に戻る→戦闘中に再出陣→戦闘が終わってマップに戻ったらさっきの敵将が目の前で待機→野戦おかわり→敗走した敵将が以下略

複数のルートで攻め込めば防げるが、大勢力を相手にしていると難しい。

追記:敵が小勢であれば、接敵に時間のかかる采配戦闘ではなく、即座に交戦が始まる一枚マップ上の自動戦闘を選べば、再出撃の猶予を与えずに城へ辿り着けました。

総評

最初に言ったように不満は多々ありますが、全体でみれば楽しく遊べました。全武将プレイが出来る作品の中では一番の出来です。まあつまらなかったら200時間越えて遊ばないですからね。君主プレイにしか興味ない人なら11PKの方がよさそうだけど。

個人的には、序盤のシナリオであまり急がず、のんびりプレイするのが面白かったです。急ぎ足だと子供作っても成人しませんし。どの勢力が伸びるか見守りながら、国を育てるぐらいがいい塩梅だと思います。

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