こんな動画を見かけました。
で、素人が実際やってみてどうだったか、困ったこと、必要なもの等の記録を残しておきます。
いずれまたやるだろうし。
ビフォーアフター
とりあえず、壁紙がどうなったかを先に。
良く撮れてないのでアレですが……それでも綺麗になったのは分かりますね。
壁紙が剥がれていたけど、見えない部分だからまぁいいや。めくってみた感じ、少なくとも、目視できるカビは内側には無かったし。
色素まで消えました。
なお、このやり方は水分を吸う壁紙、砂壁などにはNGだそうです。
紹介した動画は塗壁。ぬりぬり。
うちは白いビニールクロスだから気にしなかったけど、気になるなら目立たないところで試すといいみたいですよ。
道具について
必要なもの
- マスカーフィルム
- 養生テープとフィルムシートが一体になったもの。
- キッチン用塩素系漂白剤(キッチンブリーチ、キッチンハイターなど)
- 刷毛
- 計量カップ
- ハサミ
- 新聞紙など水を吸わせるもの
- 窓開けっぱなしで換気できる良い天気と時間
- 作業終了後に換気の時間を長く取るため、できれば朝の内にやりたい。
あると良いもの
手順について
養生
床をビチョビチョにしないため、コンセント等を守るために養生します。
- 保護したい箇所にマスキングテープを下貼りして、その上からマスカーフィルムを貼る。
- 養生テープの粘着力だと、木材などの表面を剥がしてしまうことがあるとか。
- 実際やってみると、直接貼るより下貼りした方が養生テープを貼りやすく、作業しやすかった。
- マスカーフィルムは「テープを貼る→折り畳まれたフィルムごとハサミ等で切る→フィルムを伸ばす」の順番で扱う。
- 貼る時にテープを引っ張りながら貼ると、剝がれやすくなってしまうらしい。
- 一気に引っ張り出すと、テープにフィルムがくっついて面倒くさいことになりやすいので注意。
- コンセントは周りを囲む形でテープを貼り、伸ばしたフィルムを絞る感じで保護する。
- ※私はコードごと絞って保護しちゃいましたけど、本当はコードを抜いておくべきなんでしょうね。
カビ取り
- 換気のため窓を開ける。
- 水200ml:キッチン用漂白剤20mlぐらいを目安に洗剤を作る。
- 動画ではマジックリン(アルカリ洗剤)も混ぜているけど、うちでは使わなかった。
- アルカリがたんぱく質を溶かすので、皮膚につかないよう手袋をした方がいい。
- 刷毛を使って、カビた壁紙に下からバーッと塗っていく。
- 下から塗ると垂れ染みができにくいらしい。
- こするのではなく、塗っていく感じ?
- 刷毛に洗剤を含ませすぎると、こぼれて作業がやりづらくなった。
- こぼれたら、踏んでしまわないように、キッチンペーパーか何かでフィルムの上の洗剤を吸ってしまう。
- 高い位置へ塗る際に跳ねさせてしまい、目の近くに落ちて来たことがあった。メガネ・ゴーグルで守らないと危ないかも。
- 殺菌・漂白のため30分~1時間ほど放置。
- 綺麗になるまで1~4を繰り返す。
- やってみた感じ、普通は2~3回かな?
- もしマジックリンも混ぜていたのなら、ただの水を刷毛で塗って水洗い。床には雑巾。
- マジックリン無しでもやった方が、塩素の臭いが早く消えるかも?
片付け
- フィルムの上に水が飛んでいるなら、新聞紙やキッチンペーパーなどに吸わせる。
- テープを剥がして、マスカーフィルムを紙ゴミごと丸めてゴミ袋に入れて、外に出す(塩素臭いからです)。
- もし養生が上手くいかず床が濡れていたなら、きれいに拭く。
- 窓を開けっぱなしで換気を継続。
- 塩素は揮発して、そのうち臭いも消える。塩素の沸点は-34.04℃だそうな。
- ※冬でもできますね。寒いけど。
- 作業開始が遅いと、夜になっても臭いが抜けきらないかも。
- 塩素は揮発して、そのうち臭いも消える。塩素の沸点は-34.04℃だそうな。
ひとこと
なんというか、これだけ大きく育ったカビも、ヒトに見つかったらごっそり台無しにされるんだと思うと無常観がありますね。
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